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同じバスに乗る仲間

すぐれたリーダーを、多く排出するために。

先日も書きましたが

現代のあるべきマネジメント、リーダー像を理解させ
メンバー一人一人が主体的に目標に取り組めるようにするためには

目標管理制度を使い
成果に対して褒めたたえ
能力を高めるサポートをする教育制度を充実すれば
余計な管理はいらないと書きましたが

その前に会社としてやるべきことがあります。

それは、採用です。

やはりなんといっても入口が大切。

私のバイブル「ビジョナリーカンパニー」にも
「同じバスに乗る仲間を選ぶ」と書いてありましたが
同じバスに乗る仲間_f0347877_1614399.jpg

自社の理念に賛同できる人をとることが大前提です。

またリーダー候補と言う角度から見れば

「すぐに理性を失う上司では、部下は抑圧されている感覚に陥ってしまう」
とGoogleのリーダーの条件にありましたが

感情的に理性を失うタイプの人は一番厄介です。

なかなか後からの教育で変化を期待するのは難しいです。

人間性を向上させるための研修もいくつも見てきましたが
感情が不安定になるフックが見つかり変わった人も確かにいます。

しかし、この確率はそんなに高くなく
コストと時間がかかります。

大切なのはまず採用の時。

感情のスイッチがすぐに入ってしまうタイプは
良いときには社交的で活発
積極的な印象なので
なかなか短い時間では見抜けません。

しかし、いくつかの質問でかなりの確率で見抜くことができます。

面接していて少しでも自分のこころに「?」のランプがともったら
どんなに専門スキルが高くても妥協しないことが必要です。

近年、景気回復に伴う採用難になりつつありますが
くれぐれも採用のハードルは下げないことが大切です。

一緒に長距離の「バス」に乗る仲間なのですから
by HATARAKUKAISHA | 2014-08-11 16:04 | 「はた・らく」