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スピーチの原点

私の祖父は今でいう教育委員会の仕事をしており
戦中に台湾に渡り
教育委員会委員長のような仕事をしていて
終戦後、命からがら日本に帰国したと聞いている。
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その祖父が祖母の葬儀の時に話した喪主のあいさつ。

それが私のスピーチの原点である。

原稿もなくポツリポツリと話し出した祖父。
お決まりの挨拶もなしに始まった祖父の言葉は
準備することなく心情から湧き出た祖父と祖母の思い出であった。

飾ることなく、流暢でもなく

ただ純粋な祖母に対する愛に満ち溢れていた。

いつしか引き込まれ、心が震え

その会場すべての人が祖母の思い出に包まれ
涙していたのを今でも忘れない。

私がつい小手先で仕事をしてしまいがちになる時に思い出すのは
ビルゲイツでもオバマでもない

私の祖父のその時のスピーチだ。

準備をすることは大切だが
原稿どおりに、寸分の間違いなく
時間通りに進めることが成功なのではない。

皆さんと対峙する中で相手を感じ
湧き出る心情から出た言葉こそが
何よりも相手に響くのだと私は確信している。

あの時の祖父を思い出すたびにそう感じるのだ。

私はいまだに祖父を超えることはできていない。

けれども
そのマインドを継承していく覚悟でこの仕事をしていくつもりだ。
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by HATARAKUKAISHA | 2014-08-28 09:22 | 「はた・らく」 | Trackback | Comments(0)