2014年 09月 12日
中秋の名月
空色も夜の色へと変わり行きます。

いつの間にか月は空高く上り
町の灯が輝きだしています。
私たちは昔から月とは深くかかわってきました。
江戸の昔月といえば明かり
を意味しました。
今と違って街灯などない時代です。
自分の鼻先さえ見えない真っ暗闇の道を歩く際
月明かりがどれだけ有り難いか
これは今の感覚では理解できないのかもしれません。
今となっては感じることの少ないその光。
月明かりはずっと昔から夜道を明るく照らしてきました。
けれども,月は太陽がないと輝きません。
太陽の光を映してこその輝き。
仕事においても
上司は部下を照らし
その光によって部下が輝く。
そんな関係性は思い当たりませんか?
上司が光り輝くだけで
周りが漆黒の闇ならば
部下やお客様はその闇の中で道に迷ってしまうでしょう。
上司が光を発し
部下を照らすことで
部下が光り輝き
お客様に喜んでいただく
人を照らす輝き
それは美しくも暖かく包むような柔らかい光に違いありません。