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商品に付加価値をつけるということ

先日、お取引先の方と日本橋でランチに連れて行っていただいた
北海道厚岸という牡蠣料理専門店。

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12時少し前に伺ったのですが
地下からの階段だけなく外まで並んでいます。

明るい笑顔で元気な女性が
「大変申し訳ありません。30分ぐらいお待ちいただいたますがよろしいでしょうか?」
と満面の笑みで説明しています。
とても感じがいいなぁと思っていました。

お客様が店に来られたその瞬間からおもてなしは始まっています。

その意味では最初にそのお店に触れあったその瞬間のおもてなしは最高のスタートでした。

本来待っている時間はお客様にとっては退屈で避けたい時間。
でも、その時間がとても短く感じるほどのステキな接客でした。

その後10分ほどで列の最後尾の方から
「申し訳ありません。本日のランチはすべて売り切れました。またのお越しをお待ちしています。」
というアナウンスに変わりました。

よほどの人気店だったのですね。オープン40分程で完売とはびっくりです。

その後も次々と来店するお客様に
丁寧にお断りとオープンの時間やいつも何時ぐらいにくれば食べられるかなど質問に対応していました。

いよいよ私たちの順番が来て席に着きます。

いらっしゃいませ、と元気のいい挨拶。
店員はみんな元気で明るく気持ちがいいです。

ランチはカキフライ定食のみ、大きなカキフライが5つと
キャベツの千切り、ご飯、アサリの味噌汁にお新香とボリュームたっぷり。

これで千円は安いとおもっていたら
なんとカキフライ以外でしたらおかわり自由ですとのこと。

味噌汁を飲み終わると店員が明るい笑顔で近づいて来て

「おかわりいかがですか?」

思わずお願いしていまいました。

忙しく立ち回っている間もそれぞれのお客様の方へきちんと心を向けているからこその心遣い。


帰りもお店の出口の階段でお見送りしてくださいました。

カキフライの美味しさだけでも素晴らしいのに
店員さんの対応で付加価値がついてとてもしあわせな気持ちになりました。
ただ美味しいカキフライではここまで行列にはならないでしょう。

いうなれば「先味 中味 後味」
全てにおいて大満足のランチとなりました。

商品力+おもてなしでお客様の心を掴んでいるのでしょうね。最強です!
by HATARAKUKAISHA | 2014-09-24 10:46 | 「おもてなし」