2015年 07月 14日
きまぐれ はた・らく新聞
先輩が後輩に何か伝えようと思うとき
「あなたのため」だとか思っているうちは響かない。
こんなに思ってるんだから気付いてほしいと思ったり
時には費用対効果を考えたりして
伝える時間、今までの経験や知恵などを
提供するのだから
ありがとうと感謝してほしい。
などと人は自分で思った以上に
~してほしい
というクレクレな思いがあふれてしまうような気がします。
どこかで無意識に見返りを求めてしまうのでしょうか。
これだけ提供するのだから理解してほしい
分かって欲しい・・・・・
・・・クレクレだけじゃ届かない。
そんなときに
「~したい。」
と言う想いから伝えて
相手からどんな反応が来ようと
相手の反応からいったん離れてみる。
そうすると
ピクリとも動かなくて淀んだままだった空気が
動くかもしれません。

つい先日
日本人は挨拶をしないと誰かが言っていて
本当にそうだなって思いました。
お店でも最初から最後まで無言なんてよくあるコト。
でもその記事を見てから
なんとなく気になって
勇気を出して挨拶してみました。
たとえばスーパーのレジ。
いらっしゃいませ
の挨拶に
こんにちは
と言ってみました。
そうすると
「レジを操作する人」から
「私の買い物のお世話をしてくれる人」
に変わりました。
すると不思議なもので感謝の気持ちが生まれてきます。
してほしいじゃなくて
自分がしたい、楽しみたい。
人と繋がるのは勇気が要るけれど楽しい。
yoshiko@hataraku
HP :http://www.hatarakukaisha.com/
MAIL : info@hatarakukaisha.com