2016年 01月 15日
きまぐれ はた・らく新聞 ~小正月?
年末年始がついこの間だったということも
忘れてしまいがちな日々です。
時は川の流れのようです。
泰然と流れる向こう岸も見えない流れもあれば
苔にまみれる間もなく流れる渓流
ひと時も同じ流れにはならない
その流れ。
年末年始に訪れる行事の数々に
ほっとするまもなく平常へと押し流されて行く
そんな頃合いに『女正月』
年末から年始へと片時も休まず働いた女の人がほっとできるのが15日
という意味合いで
『小正月』ともいいます。
大正月が年神様を迎える行事なのに対し
小正月は豊作祈願や家庭的な行事が多いのが特徴だそうです。
どんど焼きなどといって
門松などを集めて燃やす行事もこの頃行われます。
冬枯れの色のない景色に
もくもくと上がる煙を首が痛くなるまで見上げて
その煙に乗って年神様が天上にいくんだよなんて聞かされたものでした。
子供のころは
まだまだ消えないお正月の華やかな気分が
本当に終わってしまうのだなとさみしい気持ちと
勢い良く燃える炎と煙の周りで
ワイワイと駆け回る楽しさとが思い出されます。
地方によってはなんと男性が一切の家事を行い女性を休ませる風習があるとか!
なんて素敵。
年末年始に読もうと思っていた本は
何一つ読了することができなかったので
私は『よみさしの本のひも解き女正月』なんて詠んでみました。
とはいえ
今ではあまり女の人だけがくるくると忙しく働くイメージは
ありませんし
小正月という言葉もなかなか聞くこともありません。
でも今日が本当のお正月の終わり。
昔ながらに
小豆粥を食べて無病息災を祈ってみてはいかがですか?
yoshiko@HATARAKU
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by HATARAKUKAISHA
| 2016-01-15 12:24
| 「日々雑感」