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FLAGのイシュー
ファッション業界のマネー事情についてまとめてありました。

注目点をいくつか。

まずその①
アパレル30社の平均は21万600円。
初任給だけを比較してみると、他の業界の平均も21-22万円。
大きく負けていない理由は簡単です。

初任給に関しては母集団形成に影響が大きいので
異業種も含め、各社横にらみしながら設定しています。
逆に特に高いところは
そうしないと人が集まらない理由があるのかもしれません。

その②
平均年収についても、単純に比較できない部分もあります。

たとえば、大手アパレル、百貨店の場合
販売職を別会社に在籍させたり
協力会社より調達したりしていて
平均年収の計算には含んでいない場合があります。

また、販売員が計算に含まれていても
平均年収はあくまで正社員で計算しているため
契約社員やアルバイト
派遣社員などの比率が多い会社も散見されます。

ただ、異業種も同様のことが言えるかもしれません。

その③
その後の昇給を追うことが重要です。
初任給は高いけれど
昇給スピードが遅いというので何の意味もありません。

入社した時よりも
30才前後の結婚適齢期
40才過ぎの学費が多くかかる時期に
平均給与をあげていかないと
他業種との競争力はないと思われます。

そこで私が思うポイントは
今の時代夫が一人で働く前提と共に
世帯全体の年収でみる視点が重要だということです

つまり
女性が仕事を続けやすい環境を作ることも
ファッション業界のためには大切です。

まとめ

全体で見ても
ファッション関連企業の平均年収が
日本人の平均年収
414万円を下回っている企業は少なかったといっても
高いとも言えないかもしれません。

でも
若者が目にしているデータは
初任給と平均年収ぐらいなので、
「給与が安いから
未来がない、不人気」
ということにはつながらないということですよね。

もちろん
各企業が努力して待遇の改善に努めることが大前提です。

けれど
前回もお話ししましたが
だから若者がファッション業界を目指さないとか
だから夢を見ないとか

そこの問題の本質とは違うと思われます。

そもそも労働環境や労働条件(給与等)は
衛生要因(不満足を解消する要因)であって
動機づけ要因(やる気につながる)ではないのです。
(ハーズバーグの動機づけ・衛生理論)

衛生要因の労働環境や報酬だけで
若者のファッション業界離れ(?)
を語ってはこれからの行き先を見失ってしまいます。

若者に対して
「動機づけ」要因である

「責任、昇進、成長」などの構造を見つめなおし
再構築する。

そして
「達成、承認、仕事そのもの魅力」に関していえば

もっともっと
この仕事の魅力を
伝えていくこと
が重要なのではないでしょうか?

そしてこの業界を選んでくれた若者たちが、
仕事を通じて
自らが成長する実感を味わえる
教育環境を整えることも
ファッション業界に関わるものの務めだと思います。

みなさん!
大人の知恵を振り絞って
夢あるファッションの世界を作っていきましょう!

はた・らく会社

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ユナイテッドアローズ日本一お客様に喜ばれる販売員の話


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by HATARAKUKAISHA | 2016-04-01 19:42 | 「はた・らく」 | Trackback | Comments(0)